朝、近所の公園で一人散歩（体力つくりのつもり）していたら、

これまた散歩中のおばあさん（75）に「運動中かね？」って声をかけられた。

「はい、そーです」って応えたんだけど、そこからが長かった。

おばあさんは、私らは青春時代を仕事で過ごしたことが一番残念だったとか、

おばあさんの子供達が貸した金を返さないだとか、

おばあさんが広島や宮崎に行ったこととか、

おじいさんとは見合い結婚だったとか、

戦争中の仕事や配給などの苦労話とか、

芝居を見に線路沿いを歩いて行ったとか、

犬を飼ってるとか、娘がアレだとか、その旦那がアレだとか、

台風や地震の話題、毎日の食生活から、家族の干支や血液型、年金、家賃、じいさんの勤め先、近所の人のエピソードなどなど、

次から次にいろんな話題が出るわ出るわ・・・

（いつ終わるんだろう・・・）

・・・で、延々と１時間１５分も立ち話。

おばあさんは、うっぷんがたまっていたようでし、

いい話し相手になったのなら幸いとするか・・・。

自分もいろいろ思うことがあって頭の中でブツブツと考えながら歩いていたんだけど、

おばあさんの話が終わった頃には、すっかり忘れていた、そんな不思議な日曜の朝でした。