河村貴行くん、世界一周ですか。

うちのサイク出身者が世界一周だなんて誇りだ。

そりゃすごい。「頑張って行って来いっ!」と素直に応援したいところだ。

河村貴行くんという人物を知っているならば、壮行会や支援金の募集に共感したかもしれない。

ただ雑記帳やうちに送られてきた便りを読む限りは、なんだか素直に応援できないところがある。

なぜ・・・?

こんなこと言うのは厳しいかもしれんけど、

河村貴行くんの事を知らないからこそ、思ったことを素直に書かせてもらいます。

まず決意表明を読ませてもらった感想。

行く前からなんだか能書きが多いというか、達成後の計画とかいろいろ言われてもなあ・・・。

内容からして、「へぇそーなん。勝手に行けば」って感じ。

仕事がうまくいかなかったから、彼女に振られたから、自分が冴えないから世界一周しますって言われても、

そんな理由では、はっきりいって共感は得られないだろう。少なくとも自分には伝わらなかったな。

「自分を変えよう」という旅なのに、なぜスポンサーが必要なのか?

自分のカネで行けよって思うんだけど。

それから今はもう彼女に対しての未練はないとあるが、

決意表明に終始、彼女Cが登場してくるし、

題名に思いっきり「彼女にふられて~」って書いてあるし。

まあ彼女にふられた悔しさというか刹那さというか、その辺はなぜだかよくわかる

(俺もどこか旅をしたいと思ったときがあるよ・・・)。

でもね、出発前に大々的に決意表明されても、これじゃ今オーストラリアで頑張っている彼女Cに対して、

「俺、頑張るよ。俺、変わるよ」っておもいっきしメッセージ送ってんじゃん。

未練タレタレ。カッコよくない。

そんなの発表せんでええから、黙って行ってこいよ。

いろんな能書きの前に、まずはアラスカでもどこでも行って来いよ。

そしたらそこで河村貴行くんの新しい目標が見つかるかもしれない。

河村貴行くんが世界一周をする意義がはっきりするかもしれない。

そこで出会ったことや、感じたこと、思ったことを、こっちに伝えてくれよ。

その生の声をこっちに伝えてくれたとき、初めて共感を得られるんじゃないのか?

・・・と思ったことを素直に書かせてもらったが、

これが資金集めの妨げになったのであれば申し訳ない。

でも河村貴行くんにもう一言伝えたい。

「頑張って行って来いっ!」

蛇足...

ザメディアジョンの「タウン情報やまぐち」は毎月購読している。

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4 Responses so far.

  1. はまさん says:

    テツオにかぎってけっこう書きたい事書いたなあって思った。さすがに掲示板には書き込まんだろうから、ブログのチカラってすごいかも...

  2. 河村貴行 says:

    てつお 様

    率直な警告と応援をありがとうございます。
    客観的なご意見がお伺いできてとてもありがたいです。正直おっしゃるとおりのところが多く、ずっしりと受け止めております。

    能書きが多いのも、自分で稼いだお金だけで行かないのも、まったくもって男らしくないです。世間的にはいくべきではないと判断されるところです。

    また、てつおさんが、彼女Cに関してだいぶうるさく感じてらっしゃるのも、私は書く内容を選ぶべきだったかもしれません。不快な思いをさせて申し訳ありません。あの中では、今回の旅のきっかけを作ってくれたのが彼女であることを伝えたかっただけです。「俺、頑張るよ。俺、変わるよ」というメッセージは確かに発信していますが、それは不特定多数の人に対してのものであり、彼女はそのうちの一人に過ぎません。カッコつけようなど思ってもいませんし、未練はないですよ。

    しかし、それらのように言われてもいいです。いろいろ言われてもそれは仕方ないことです。私は未熟者です。当然です。
    だからこそ、行くためには、やれることをやります。会社には一年前にこの旅行で辞めることを告げてあり、代わりの人も採用されて私には後はありませんでした。結局、貯まらなかった資金を補わなければならない事態になり、その手段がスポンサー集めでした。共感していただけなければ、結果で出てきます。それは自分でスポンサー探しの活動をしながらもろに実感しています。

    それでも、とにかく出発して、いけるところまで生きたいんです。自己中心的かもしれませんが、確実に今応援しくれている人の夢も私はすでに背負っています。「河村が自転車で行くならおれも・・・をがんばろう」と言ってくれた人たちがいます。私が今、実行しなかったら彼らのモチベーションをも下げることになります。どんなにかっこ悪くてもやろうとする姿勢を持ち続けることが私の最大の、最低限の使命だと思っています。そうすれば彼らのモチベーションは下がることはないと信じています。現地で働いて資金の補充もすることにもなると思います。やります。

    はっきり言って、今の私には努力が足りないと感じられているでしょう? だから、てつおさんをはじめ、多くの方が共感できないのだと思います。
    今は、その努力不足の挽回を必死でしているところです。

    ドリーム バイ サイクル=ペダルを回すことによって夢を!という屋号は格好をつけたのではなくて、大真面目です。本気でこれに対して、一生を通してやりぬくテーマです。

    勝手にやればと思われても今はいいです。
    後々そう言わせないものが持てる自信があります。

    とにかくやりますので、叱咤激励よろしくお願いします。

    追伸 タウン情報やまぐちを見ていただいてありがとうございます。6月号に、私の記事が軽い感じで載りますので、よければ見てください。

    河村貴行



  3. てつお says:

    君のことについて、行くなとも、応援しないとも、未熟者だとも言ってるわけじゃない。
    ましてや君の努力が足りてるかどうかなんて、自分がそんな偉そうなこと言える立場にない。
    むしろ世界一周の旅については、まがいなりにも同じ自転車をやってきた人間として応援したい。

    ただ、あの決意表明文を読んで、スポンサーになるかとまで言われたらどうか・・・。
    はっきり言ってそういう気にはさせられなかった。
    むしろ逆の「突き放したい」という思いにさせられた。

    理想や目標はいくらでも言える。
    それを自分で思ったり、考えたり、文章にして壁に貼って決意したりするのはそれぞれの勝手。
    でもそれを見て他人が共感できるかどうかというのは、それは結果次第なんじゃないか?
    例えば、目標ばかり書かれた本と、体験談が書かれた本があったら、やはり体験談が書かれた本を選ぶだろう。
    能書きタラタラで共感できないというのはそういうこと。「考えが甘い」「勝手に行けば」という思いにさせられる。
    スポンサーを得るための記事としては、失敗作だったんじゃないか?


    ・・・とまあ、
    先輩ぶって言いたいこと言って悪かったけど、
    そんな口先ばかりの先輩を見返す結果を期待している。


    気を付けて行って来いよ。6月号は買うから。

  4. henshu_h4 says:

    こんなページ見付けた
    http://rwyp.p1.bindsite.jp/about.html

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