高速道路の料金所を優越感に浸りながら颯爽と駆け抜けていくシステムのことを、『ETC』というのは皆さんご承知のとおりだと思われますが、実のところ、『イーテック』と呼んでもらいたかったらしい。実際そう呼んでる人はいないよねえ・・・。つうかイーテックって言ってもたぶん誰にも通じないことでしょう。

ところでETCは、優越感に浸るだけの機能だけじゃなくて、5万円前払いすれば8千円もお得という、過去の5万円ハイウェイカードの特典を引き継いだわけだが、この16%もお得という大サービスのほかに時間帯割引も併用できることはご存知だろうか・・・。(まあETC使ってる人は知ってると思うけど。)

それがちょっとややこしいので、カンタンに示す。

【深夜割引】

0時~4時の間に高速道路を利用すると3割引

【通勤割引】

6時~9時または17時~20時にETCを通過すると5割引

ただし100km以内かつ午前、午後それぞれ最初の1回のみ

さらに東京大阪近郊を除く

【早朝夜間割引】

22時~翌6時にETCを通過すると5割引

ただし100km以内、東京大阪近郊のみ

各割引サービスにも細かい条件があるんですけど、(詳しくはJHのHPでも見て)ケチケチな私は、先日の広島・福山の旅では、通勤割引をフルに活用した。

一日目・・・防府東~廿日市 95.4km 2950円が1850円に!

二日目・・・広島~福山東 93.8km 2600円が1300円に!

三日目・・・福山西~防府東 194.2km 5050円が途中の五日市(87.4km)で一回ゲートを出て即Uターンしてゲートを入りなおしたため、4500円に!

というわけで合計2950円のお得!

ちなみに一日目の防府東~廿日市は5割引になっていないが、これには途中の大竹~廿日市間がなぜか山陽道ではなく、広島岩国道路という一般有料道路というカラクリがあるのだ。

それと三日目については、福山西~五日市の間で1200円もお得になったのに、『長距離のほうが割安じゃん』の法則のため、わざわざ『料金所Uターン』の荒業をした割には差し引き550円しかお得にならなかった。

この通勤割引を確実にゲットするためには、100km以下になるよう入念な下調べが必要だが、JHのHPのハイウェイナビゲータを使えば、カンタンに料金の計算ができるので、オススメ!ちなみに携帯でも見れるので、ぜひご活用してみるべし。

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