「信州」って、さぞかし涼しいんだろうなあ・・・。

行く前の「信州」のイメージはすぐにかき消された。

はじめての夏合宿は、「暑い」「きつい」「止めたい」の言葉に尽きた。

コース(うろ覚え)は、

プレ  高山-平湯峠-安房峠-木祖村

1日目 木曽福島-御岳

2日目 御岳登山(ご来光)-塩尻

3日目 塩尻峠-和田峠-ビーナスライン-白樺湖

4日目 大門街道-麦草峠-小諸

5日目 車坂峠-地蔵峠-草津

6日目 渋峠-志賀高原-野尻湖(ゴール)

メンバーは当時3回生の馬場さん、和田さんと1回生6人の偏った構成。

もうほんと夏の信州はきつくて暑くて、

誰か事故って合宿が中止にならないかとか、

この自販機のジュース飲んでいいと言われたらコレ飲むとか、

ボトルの水をパイナップルジュースだと言い聞かせて飲んだりとか、

そんな妄想を頭の中にグルグルさせながら走っていました。

実際、若は初日で、石永くんは小諸で離脱。

のりPは腕の日焼けが火傷みたいに重症化するし。

それから疲れきってごはんが食べられなかった。

昼のコッヘル飯と缶詰がつらかったし。

最後の一粒まで残さず食べる“かすり”がきつかった。

テントと寝袋で寝るのもなかなか寝付けなかったし、

早朝起床で食事の用意がほんとつらかった。

近所のおばさんが晩御飯にキャベツとシーチキンをマヨネーズで和えたサラダを差し入れしてくれて、

そのマヨネーズ味がご飯がすすんでうれしかった。

また、

うちらの班は、スイカとかアイスクリームとかのご褒美がなかったということで、

最終日にソフトクリームを買ってやろうとの先輩の言葉を胸に、

「ソフトクリーム、ソフトクリーム・・・」と頭の中でつぶやきながら

黙々とペダルを漕いでいたのに、

結局ゴールまでソフトクリームを買ってもらえなかった。

でもゴールの野尻湖で食べたソフトクリームが最高に美味かったし、

湖畔で見た花火とファンタの味が今でも忘れられません。

昼食風景。コッヘルめしと缶詰がのどを通らない。



今は無きランドナー。ダート下りに苦戦。



疲れて暗い1回生たちを連れて走る先輩は、さぞ大変だったことでしょう。



「ソフトクリーム・・・」とつぶやきながら路上で寝る1回生たち。



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3 Responses so far.

  1. はまさん says:

    なんかつらい思い出ばっか・・・
    でも一回の時の信州ってすごい思い出にのこってる。
    つらかったけど、いいよね・・・信州。

  2. てつお says:

    つらかったけど、ほんと信州よかったよ。
    在学中に夏3回行ったしね。

  3. かじたに says:

    実は僕も1回生の1回こっきり。
    もう1回行きたいね。
    次はバイクか車か、はたまた自転車なのか
    ビーナスラインや白樺湖ならボードしに行ったけど・・・

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