昔母親がポプラ社の児童文庫を大量に買ってきた

押し入れの奥のダンボールに封印されていたのを引っ張り出してきた
二十数年ぶりだろうか
随分古ぼけてはいるが
なつかしさのあまり一気読みしてしまった

どうやらもう絶版になってるらしい
「巣立つ日まで」


小学校を卒業し高校入学までの中学生活の約3年間
戦後の貧しい農村を背景に、主人公靖の親友との友情や同級生への恋心
思春期の成長を描いた作品

読書なんてほとんどしなかった中学生当時の自分が何度となく読み返した貴重な一冊
これ以上の児童文学にはお目にかかっていない
息子が中学生になったら読ませようと思う


小豆島出身の壺井栄の名作
「あしたの風」
長靴をなくした夏子におかあさんが言った台詞がかの有名な
「あしたはあしたの風がふく」


動物を題材にした作品が多い椋鳩十にはめずらしいかな
「日高山伏物語」
とにかくおもしろかった これも何度も読んだ
どケチの山伏が奇想天外な発想でどケチぶりを発揮する小話集

ゲームばかりしてる子供らにちょいと読書の習慣をつけて欲しいと思う今日この頃です




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4 Responses so far.

  1. てつお says:

    読書。なんて素晴らしい響き。

    自分は「ワッハワッハハイの冒険」くらいしか
    読んでなかったからなあ。

    http://wa-da-chi.blogspot.jp/2005/12/blog-post_23.html

  2. henshu_h4 says:

    読書感想文は
    「蜘蛛の糸」か
    「十五少年漂流記」

  3. てつお says:

    ゆみ子とつばめのお墓
    ガラスのうさぎ

  4. https://www.youtube.com/watch?v=Xy77sjhcS1s

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